Toy Factory

ワールド・ソーラー・チャレンジ2011「SUNRISE SUNSET」

レース4日目。今日も我慢と爽快を繰り返しながら、まっすぐに南へ伸びる道を一人旅で進む。

時折、後続チームのものと思われるスカウトカーが高速で接近し、こちらのチェースカーの後ろについては消えて行く。TEAM OKINAWA のターゲットスピードを計測しているのだろうか。明日は何かを仕掛けてくるかもしれない。

午後。ノーザンテリトリーから州境を越えて、アデレードのあるサウスオーストラリアに入った。

4日間で通算1800kmを走り、残すところ1200km。南の海岸はまだ地平の彼方だが、きのうコントロールポイントで4時間のストップをかけられた事を思えば、全く快調なペースで進んでいる。

予期せぬ小さなトラブルでの停車はわずか3回。沖縄の高校生たちが作った車はオーストラリアの大地を見事に走り続けている。

 

360度の地平線というものを、この国で初めて見た。周囲に高い山がなく、まばらに生える樹木と低いブッシュの彼方に、地平線はいつも見渡すことが出来る。

いつも朝日は左から昇り、右手の地平に沈んで行く。

太陽の光だけを頼りに、平均時速70km以上で走るソーラーカー。

日が昇ること、熱い日差しを受けること。

日が沈み、漆黒の荒野で朝を待ちわびること。

空を見上げ、これほど太陽に焦がれる日々を過ごしたことはない。

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